こんにちは!子育て中の助産師アダチホです(∩´∀`)∩

皆さん妊娠したときに採血何回かしますよね~(;’∀’)

特に最初の採血!!結構血取られる!!検査結果を見ても、略語ばっかりでよくわからなーい(;’∀’)

その検査結果をわかりやすく解説したいと思います~(*´▽`*)

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妊娠初期採血

妊娠初期の採血ってなんであんなに多いの?!

私は妊娠10週5日の時に初期採血をしました(∩´∀`)∩このときは風邪を引いていて…辛かった(;’∀’)

つわりの中、何本も採血をされた~という印象の方も多いと思います。

 

そもそも妊娠初期になんでこんなに多くの採血をするのかということですが、ガイドラインで定められているんですねー(∩´∀`)∩

ガイドラインで定められていることはもちろんですが、感染症によっては赤ちゃんに影響を及ぼすもの、出産時に影響を及ぼすものなどあります(;’∀’)

妊娠初期に知っておいて、適切な対処をすることで母子ともに安全に妊娠経過をたどり、出産できるようにしようということですね★

 

 

ガイドラインによる検査すべき項目

  1. ABO式血液型
  2. Rh式血液型
  3. 不規則抗体スクリーニング(間接クームス試験など)
  4. 血算
  5. HBs抗原
  6. HCV抗体
  7. 風疹抗体
  8. 梅毒スクリーニング
  9. HTLV-1抗体(中期以降でも可)
  10. HIVスクリーニング
  11. 血糖検査
  12. トキソプラズマ抗体

ガイドラインで定められているものでこんなにもあるー(;´Д`)

でもそれぞれにちゃんと意味があるので解説していきたいと思いますー!

 

1.ABO式血液型

これは「私A型!」とかいう一般的な血液型です。

出産の際に出血が多く輸血が必要な場合もあるので基礎情報として必要です!

病院にお世話になる際はだいたい検査しているはずです。

 

2.Rh式血液検査

血液型の中にも「ABO式」と「Rh式」があるんですね(∩´∀`)∩

Rh式は(+)か(-)であらわされます。

ABO式が「A」、Rh式が「+」だった場合、A(+)と表されることが多いかと思います。

異常妊娠の一つとして「血液型不適合妊娠」というものがあります。

ざっくりいうと、Rh(-)の女性がRh(+)の赤ちゃんを妊娠したときに「Rh式血液型不適合妊娠」が起こり、胎児貧血や新生児溶血性疾患が起こるとされています。

(診断するには夫の血液型とか、ほかの検査項目も必要なんですが)

ちなみに、これは第2子以降の妊娠で様々な症状がみられることが多いです。

 

3.不規則抗体スクリーニング

これも、血液型不適合型妊娠の関係で調べます。

妊婦さんRh(-)
パートナーの血液型Rh(+)
不規則抗体(+)

の場合は「血液型不適合妊娠」が疑われるため、さらに検査されます!

 

4.血算

赤血球や白血球、血小板などの採血です。

貧血があるかどうかなどが見られています。

 

5.HBs抗原

HBとはB型肝炎のことです。HBs抗原(+)だとB型肝炎ウイルスに感染していることを表します。

(HBe抗原というものもあり、HBe(+)だと感染力が強いことを表します)

B型肝炎は母子感染(出産時の産道感染)するので調べています。

(HBs(+)の場合出産後赤ちゃんは感染予防として注射をします)

また、血液による感染もあるため、医療者が感染しないよう対策をとるためにも必要な情報です。

 

6.HCV抗体

HCとはC型肝炎のことです。

HCV抗体が(+)の場合は、現在C型肝炎ウイルスに感染しているか過去に感染していたということになります。

C型肝炎も母子感染(産道感染)の可能性があるので検査しています。

 

7.風疹抗体

風疹の予防接種を受けましょう!!と認知されてきましたね♬

先天性風疹症候群は胎盤感染します。妊娠初期に感染すると赤ちゃんに影響を及ぼす可能性が高いです。

抗体がない場合は、感染しそうな場所にはいかないなどの注意が必要です。

 

8.梅毒スクリーニング

梅毒は性感染症の一つです。梅毒は減少傾向にあるためきわめてまれですが、胎盤感染し、「先天性梅毒」となる可能性があります。

 

9.HTLV-1抗体

HTLV-1とは、成人T細胞白血病ウイルス1型のことです。これは母乳で感染するので、出産後はミルクで育てることを推奨しています。

 

10.HIVスクリーニング

ヒト免疫不全ウイルス、HIV。陣痛時の胎盤感染、産道感染、母乳感染があります。

なにも対策をせず出産した場合、赤ちゃんへ感染する場合は20~40%。日本では妊婦さん、生まれた赤ちゃんに治療することで、赤ちゃんへの感染が1%以下になるそうです。

 

11.血糖検査

これは初期だけではなく、中期にも詳しい検査をしますが、妊娠糖尿病の可能性を見ています。

妊娠中は最低でも2回血糖値の検査をしますよ(;´・ω・) → 妊娠糖尿病 妊娠中は少なくても2回血液検査でふるいにかけられる

 

12.トキソプラズマ抗体

妊娠中にトキソプラズマに「初感染」した場合、胎盤感染して赤ちゃんに影響を及ぼす場合があります。

「先天性トキソプラズマ症」といい、10%の確率で発症するようです。

 

 

あくまで、スクリーニング検査なので、この検査だけで上記の病気が特定されるというわけではありません。

この初期検査で何か問題があれば、詳しい検査をしてみましょう。ということです(∩´∀`)∩

私も初期の採血で血糖値が高かったので妊娠糖尿病の詳しい検査をしました→妊娠糖尿病の診断 75gOGTTってどんな検査なのか受けた私が説明します!

そして、赤ちゃんに影響がないように、産婦人科や小児科の医師が協力して対策をとってくれます(^^♪

 

逆にこの検査がなければ、妊娠経過に影響を及ぼす感染症はないか出産時に注意をすることはないか生まれた赤ちゃんに影響を及ぼすことはないかなどがわからない…。ということになってしまうので、大事な検査なのです(*´▽`*)

次に、私の検査結果を見ながら、結果の見方をしていきたいと思いますー!