こんにちは!子育て中の助産師アダチホです!

出産を終えた方から、「次の子の妊娠はどれくらいの時期が望ましいですか?年子の場合リスクはありますか?」といった内容の質問を受けました!

産後は「いつ頃、あと何人の子供を計画するか?」という【家族計画】を考える良い機会です。もちろん一人っ子を望んでいる家族もいるでしょうし、2人子供が欲しい、3人子供が欲しいと望んでいる家族もいるでしょう!

今日は、産後の体の回復と次の妊娠について書いていきたいと思います(*´▽`*)

 

 

産後の家族計画

入院中の退院指導でも話される内容かと思いますが、次の子の妊娠は二つのことを考えて計画してもらえるといいと思います!

 

①母体の回復

今回の妊娠・出産・産後の経過で次の妊娠まで間隔をあけたほうが良い因子(帝王切開や妊娠高血圧症候群、分娩時の大量出血など)がある場合、健康な状態で次の子を妊娠できるよう、母体が回復するまで避妊をした方がいいと思います。

 

【一般的な母体の回復とはどれくらいなのか】

ここでは、子宮の戻りについて書いていきたいと思います。

赤ちゃんを産み終えた子宮は、分娩後から元の大きさに戻ろうと収縮していきます。産後1か月でおおよそ戻り、正常な経過でいえば産後6~8週程度かかるといわれています。

それ以外にも、開いた骨盤や緩んだ筋肉の戻りのことを考えると半年くらいは回復にかかると思っていただければと思います。

なので、母体の回復のことを考えると、半年。よりよい回復のためには1年くらい間を空けるのがベストと考えます。

 

【帝王切開の場合は?】

帝王切開は、お腹と子宮を切って出産しています。やはり、普通分娩よりも子宮の回復には時間がかかります。

帝王切開の傷の部分の子宮の壁は、ほかの部分よりも薄くなり、回復する前に次の子を妊娠すると子宮破裂のリスクがあるといわれています。1年ないし長いところでは2年くらいは間を空けるようにと指導が入ります。

 

 

②母親の年齢

次に考えたいのは、出産する母親の年齢です。

できれば〇歳までに〇人欲しい。などと考えている人も多いでしょう。妊娠出産において女性の年齢との関係は切っても切り離せません。35歳以上の場合は、次の妊娠を早めに計画する方もいると思います。

35歳未満の方が妊娠出産の異常が少なく、赤ちゃんの染色体異常や流産の可能性も少なくなります。

 

また、経済的な面や仕事などのライフスタイルも考慮して、次の妊娠はいつ頃が良いのか望んだ時に妊娠出産ができるよう家族計画を考えていきましょう!!

 

 

 

産後どのくらいで妊娠が可能なのか?

産後1か月の健診で、子宮や膣の回復が問題なければ医師から性生活の再開が許可されます。産後1か月までは性生活は禁止です。

 

産後の性生活の再開と次の子の妊娠は大いに関係していますよね。

「授乳をしていれば妊娠しない」、「産後の生理が始まらないと妊娠しない」などと言われていたりしますが、それは違います。

産後の生理の再開は、授乳の有無ももちろん関係しますが、個人差が大きいです。

産後3か月の状態で授乳している方でも約33%、授乳をしていない女性では91%生理が再開するといわれています。

 

一般的には生理のおおよそ2週間前に排卵しています。その排卵で受精して着床すれば妊娠が成立し、再び生理がストップしてしまいます。

最初の生理の前の排卵で妊娠が成立すれば、産後の生理が確認できないまま、次の子を妊娠しているといったケースもあり得るのです。

 

なので、次の子の妊娠をすぐに希望しない場合は、避妊することが必要です。

反対に、次の子を早めに妊娠したいと思っている方は避妊の必要はないのかもしれませんが、母体の回復を考えると半年くらいは間を空けるのが好ましいと考えます。

 

 

 

 

次の子を早めに妊娠するとどんな生活になる?

2人目以降の妊娠になると、第1子妊娠の時とは妊婦生活が大いに変わってきます。

第1子の時にはない「赤ちゃんのお世話」が妊婦生活に加わるので、まぁ大変です(;´・ω・)

 

私自身は第1子が1歳8か月の時に弟2子の妊娠がわかりました。出産予定日から考えると第1子と第2子の差は2歳4か月になります。

育児の疲れや、夜間の睡眠状況などから考えて、第2子の妊娠を積極的に考えることができたのは第1子が10か月くらいの時でした。

仕事の再開もあったので、実際に妊娠をしたのはもう少し後になりましたけどね(;´・ω・)!

 

 

第1子出産後、割とすぐに妊娠して年子となる場合はどのようなことが大変なのか?考えてみたいと思います。

まずは、自分の体のこと。

産後数か月では、そもそも産後の回復が十分ではない可能性がありますし、夜間の授乳で睡眠もしっかりと確保できないことが多いです。つわりの時期でもゆっくりと休息をえられない可能性があります。

やはり、睡眠がとれないというのは、身体的にも精神的にも大きなストレスがかかります。実家が近いなど日常的に支援してくれる家族がいるのが理想ですね(笑)

 

1歳までは家の中でも外でも抱っこが手放せないですよね(;´・ω・)妊娠中お腹が大きくなってきても、抱っこしないわけにはいかないのでママの体には負担がかかってしまう可能性があります。

お出かけの時は、パパや家族に抱っこしてもらう、ベビーカーを活用するなど工夫した方が良いでしょう!

 

産後は赤ちゃんが2人!と思って子育てが必要です。弟や妹ができてうれしいという感情がある反面、ママが構ってくれないという不快感もあります。

自分の感情をうまくコントロールすることも難しい時期なので、赤ちゃんをみてかまってあげたいと思っても力加減がうまくいかず、けがをさせてしまう可能性もあります。上のこと生まれた赤ちゃんを2人きりにさせないこと、赤ちゃんはベビーベッドに寝かせるなど配慮も必要です。

 

 

ちなみに、我が家の2歳差妊婦生活も気力体力勝負です(笑)

2歳はなんでも自分でやりたい時期で、それがうまくできないこともあります。できなかったらできなかったで怒って泣くし、親がやったら「自分でやるのーーー!」と泣いてしまいます(笑)もちろんですが、親の意のままには動いてくれません。

自我も芽生え、嫌なものは嫌だし、歩かないと言ったら歩かないし動かない(笑)

それに加えて、体重もあるので力づくで移動させるもの大変(;´・ω・)

夜間の睡眠は確保されて身体的な負担は少ないかもしれませんが、2歳児のイヤイヤ期と共に送る妊婦生活も大変だ・・・と実感しております(笑)

 

 

 

【まとめ】

  • 次の子の妊娠は①母体の回復、②母親の年齢 を考えて計画する
  • 産後の回復的には半年~1年間を空けるのがベスト
  • 帝王切開での出産の場合、1年間は間を空けるのが望ましい
  • 性生活の再開は1か月健診で異常がなく、医師の許可が下りたら
  • 産後の生理の再開は個人差が大きい。生理の前に排卵が起こっていることを考えて次の子の妊娠をまだ望んでない場合は避妊を!
  • 産後すぐに妊娠した場合、産後の回復が十分でないことに加え、夜間の睡眠不足や抱っこなどで母体に負担がかかる可能性がある

 

 

第2子を計画されている方は参考にしてみてください(/・ω・)/